エンジョイやまがた

鳥海山から日本海まで楽しめる
Top to Bottom!

山形県を代表する山の一つである鳥海山。
真っ白な雪景色が広がるこの山頂で、冬の大自然を満喫できるスポーツ「バックカントリースノーボード」が行われています。
スノーモービルで山の案内をしたり、スノーボードで先導するバックカントリーガイドを務めるのが佐藤憲蔵さんです。
今回の“#エンジョイやまがた”では、そんなバックカントリーの世界をご紹介いたします。
※バックカントリー:スキー場ではなく、山岳地帯でスキーやスノーボードを行うこと

かつては競技として国内外の各地でスノーボードをやってきた佐藤さん。地元に戻り鳥海山でバックカントリースノーボードを体験した時に、庄内の自然の魅力に気づいたそうです。仲間たちと「Organize Back Country」を立ち上げ、ガイドをスタートしました。

「かつて競技としてスノーボードをやっていたのですが、初めてカナダに行った時、人工的なコースしか滑っていなかったことを痛感したんです。本当はもっと色んな山があるし、自然を楽しみながらスノーボードをすることの魅力を改めて感じました。」 ­

佐藤さんは子どもの頃から庄内の自然の中で遊びながら育ったそうです。そんな地元の魅力をこう語ります。

「庄内は海も山もある珍しい土地だと思います。冬には鳥海山でスノーボードを楽しめるし、港に行けばスケートができる施設があります。夏になれば庄内の海でサーフィンもできる。昔から庄内はこういった“横乗り”の文化が根付いているんです。上から下まで楽しめる。Top to Bottomです。もっと多くの人に注目してもらい、世界中からたくさんの人に来てほしいなと思います。」

バックカントリーは危険を伴うスポーツです。だからこそ安全面に気を配る必要もあり、佐藤さんのようなガイドがいることで、より多くの人が参加できるようになりました。

「地元のために、自分たちのスキルを活かすことができないかと考えて、酒田市の山岳遭難救助隊に入隊しました。やっぱり、自分たちが育った自然は大切なものだし、そこで人命救助や地域貢献をしていきたいと思っています。」

軽やかな身のこなしでスノーボードを滑るだけではなく、山の状況や雪の状況を常に意識しながらガイドをする佐藤さん。日頃から自然と共に過ごしているからこそのプロの技がそこにはありました。 様々な視点で自分たちの住む土地を見たときに、気づかなかった素晴らしい魅力や、世界にも引けを取らない価値が見つかります。今回もまた一つ、バックカントリーの世界から見た “#エンジョイやまがた”と出会うことができました。

撮影日:2020年2月15日(土)
場 所:鳥海山(山形県飽海郡遊佐町吹浦)
映像提供:Volcom Store Sendai