エンジョイやまがた

まるで夢の世界に来たような
気持ちになりました。

蔵王温泉は、西暦110年開湯と言われ1900年の歴史を持ちます。
蔵王温泉独特の硫黄の匂いが漂い、四季折々の景色を見せるこの場所で、
遠い異国の地からやってきた1人の青年と出会いました。

フェリペ・ホルケラさんが初めて日本に来るきっかけになったのは15歳の頃の交換留学でした。日本の文学が好きで、南米のチリから福島県を訪れたのが最初の体験。そこで東北の美しさ、食べ物の美味しさ、そして人のあたたかさと出会い、「いつか日本に移住して生活する」ということを決意したと言います。

その後、時を経て、様々な人のご縁で蔵王温泉で働くことになり、現在に至ります。

「雪や温泉の白い湯けむりが街を覆っていて、まるで夢の世界に来たようでした。」

と初めて蔵王に来た時の感想をフェリペさんは語ります。­

­山形の日本酒に心を奪われたフェリペさんは、「山形 酒のミュージアム」で県内全蔵から集まった日本酒を訪れた観光客に振る舞っています。

「山形の日本酒はそれぞれの蔵の特徴も出ていて、料理にも合わせやすいし、特別に美味しいと思います。」

いつかは日本酒ソムリエになりたいという夢を持つフェリペさん。山形の食べ物も大ファンだそうで、寒い時期は芋煮、温かい時期には蕎麦、そしてお米も大好きと話してくれました。

「山形は寒い場所だけど、人があたたかい。蔵王温泉を訪れる人には、温泉やお酒や美味しい食事はもちろん堪能して欲しいけれど、優しくあたたかい山形の人々にも出会って、この地の魅力をより深く知ってもらいたいです」

いつの日か、そんな彼自身に会いに来る人が多くなりそうな予感をさせるほどの、真っすぐで純粋なフェリペさんの想い。キラキラと雪が積もり始める蔵王温泉で、ひときわ輝いている#エンジョイやまがたがありました。

蔵王温泉
撮影日:2019年11月22日(金)
場 所:山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ(山形県山形市蔵王温泉951)